年収を下げずに移住したい方にもおすすめの愛知県

全国的に見ても平均年収が高い地域という点は、愛知県に移住して働く魅力の1つです。厚生労働省が実施した「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、一般労働者の年収の全国平均は、307万4,000円です。これよりも多かったのは、東京、大阪、愛知、京都、兵庫、神奈川の6都府県でした。東京都は、364万2,000円、愛知県317万3,000円、大阪府326万9,000円です。

こうしたことから、年収は下げたくないが、東京や大阪よりもゆったりとしたリズムで生活できるところで仕事をしたいという方にとって、愛知県は理想の県と言えます。愛知県の中でも名古屋市は2027年にリニアも開通する予定で、商業圏も集中しており、UターンやIターンを希望する方も増えています。名古屋に本社のある大企業も多いです。例えば、ケチャップや野菜ジュースなどで有名なカゴメ、トヨタグループの総合商社である豊田通商、プリンター、ファクシミリなどを製造するブラザー工業などがあります。名古屋市を含めて愛知県は製造業が盛んな地域です。

また、東京や大阪と比較すると人口密度は低いので、ゆったりとした雰囲気があります。大都市なので、通勤ラッシュはありますが、東京ほどの混雑はありません。ビジネス街と住宅街が近いので、長時間かけて職場に通う人も少ないです。家賃は、場所によっては東京並みに高いところもありますが、地域を選べば安い家賃で部屋を借りることができます。コンパクトな街で、地下鉄網も整備されているので、中心部から外れた地域に住んでいても、通勤に大きな支障はありません。